長く勤めた自分にしか書けない、そんな記事を。

師事すべき人物は必ずどこかにいる

2020/11/01
 
 
 
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たく かずと(ペンネーム) 某県で20数年公衆衛生獣医師として勤務し、退職。 家族とともに地元の自然と旬の味覚を存分に味わう日々を楽しんでいます。

「『仕事がつまらない』は何かを求めている証」の続きです。)

実地で教わらないと身に付けられない技術がある。これは試験室内検査だけでなく、と畜検査にもあります。
そして教えてくれた人との出会いを介して、初めて別の次元が見えてくる。

それを知って欲しくて、「衛生獣医、木崎勇介」平成28年矢作のエピソードを書きました。

と畜検査を覚えたての頃、ちょっと手順を覚えて解体ラインスピードに追い付けるようになると、もう全部できてるような錯覚に陥ります。
実はそこはと畜検査の入口に過ぎないのです。

目の前の1頭。それを含むロット全体。あるいは解体室全体。さらにはと畜場全体。
見えている検査員が誰で、見えていない検査員は誰か。
答えにたどり着く努力を怠らない人が誰で、適当にやり過ごしてごまかしている人が誰か。

そんな事に気付くと、自分がやらなければいけないことが一気に見えてくるし、師事すべき人物が誰なのかも自ずと見極めることができます。

獣医さんとしてと畜検査をしていると、胸を張って言えますか?
それとも単に解体業者のお手伝いさんをしているだけですか?

と畜場で獣医であることをやめるのはとても簡単です。

と畜場で獣医であり続けるためには、自ら相応の勉学をし、熟練者に師事して実地に修練を積む努力が欠かせない。
これは間違いなく事実です。

食肉衛生検査所を例にしましたが、同じようなことは保健所や動物愛護センター、県庁といった公衆衛生獣医師職場にもあてはまります。
そして師事すべき人物はどこかに必ずいる。
その人との出会いこそが、本当のスタートラインです。

「希望がかなわないことを組織のせいにしてはいけない」に続きます。)

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たく かずと(ペンネーム) 某県で20数年公衆衛生獣医師として勤務し、退職。 家族とともに地元の自然と旬の味覚を存分に味わう日々を楽しんでいます。

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